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金正恩 vs トランプ舌戦でわかる、韓国人の「ケンカ作法」

   

北朝鮮はスローガンの国である。国中がスローガンで埋め尽くされていると言っても過言ではないくらいに、至る所に過激な言葉と絵が描かれた看板などが人民を鼓舞している(これに反応する人は少ないようだが)。

誰が見てもアメリカと北朝鮮の対立は北朝鮮が不利なことは理解しているし、なによりもそれは金正恩自身が認めている。例えは悪いが、横綱に十両格の力士が挑むようなものである。しかし、金正恩としてみればここで退くわけにはいかないし、なによりも自己の体制護持という命運がかかっている。ここは“猫じゃらし”のような奇襲作戦を用いる術しかない。それが、アメリカのトランプ大統領(アメリカ政府)を凌駕するような“舌戦争”である。

曰く、「朝鮮中央通信」は23日、朝鮮労働党中央委員会本部集会や人民武力省(国防省)の軍人集会が22日に開かれたと伝えたが、その時に演説した幹部は「悪の帝国を必ず火で制す」「米国は悲劇的な終末を迎える」などと気勢を上げ、金正恩委員長もトランプ大統領の国連演説に対抗して自ら「史上最高の超強硬措置」の検討を表明した。さらに、北朝鮮の李容浩外相が25日にトランプ大統領により一連の対北朝鮮発言を「明確な宣戦布告」だと主張した。

これら一連の北朝鮮側の発言は内部結束を強化し金正恩体制の護持を図るためのものであることは自明であるが、これに対しアメリカは「米国は宣戦布告などしていない。ばかげた指摘」と軽くいなした。

米朝の“舌合戦”に、ロシアのラブロフ外相が22日、国連本部での記者会見で、北朝鮮とアメリカによる互いの威嚇が激化している状況について「幼稚園の子ども同士のケンカ」と表現し、緊張緩和を呼び掛けたが、人民に反米のこぶしを振り上げさせた北朝鮮の金正恩政権には「幼稚園の子ども同士のケンカ」程度で終わらせるわけにはいかない。

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